電気を伝送するときに金属のケーブルが用いられるように、
光を伝送するときには光ファイバが用いられます。
光ファイバとは、
石英ガラスなどからできている光を伝送するために
用いられる線のことで、基本的な構造としては
中心部のコアとその周囲を覆うクラッドで構成されています。
光ファイバは多くの特徴をもち、
さまざまな応用分野で非常に重要な役割を担っています。
ここでは、その光ファイバの特徴を挙げてみます。
①低損失
②広帯域
同軸ケーブルなど、メタルケーブルでの伝送に比べ損失が小さく、
また広帯域の信号を伝送することができます。
この特徴を生かし、
通信分野では長距離かつ大容量の信号伝送が可能になります。