半導体レーザの駆動方法
半導体レーザは電流を流すことで発光します。
半導体レーザの駆動方法には主に以下の2つがあります。
1.ACC(Automatic current control)駆動
ACCはレーザに対して常に一定の電流が流れるようにして駆動する方法です。
経年劣化や温度変動によって光出力強度が変動します。
2.APC(Automatic power control)駆動
APCは半導体レーザの出力強度をフォトダイオードでモニタして、
フィードバック制御にてフォトダイオードに流れる電流量を一定に保つことで
光出力強度を安定させる方法です。
ACCでも流す電流量に温度補正を行うことで、
ある程度光出力強度を安定させることができます。
また、APCでは回路規模が大きくなりコストも増えます。
それらの要因もふまえ、駆動方法を選択します。